熊本から学んだ人間の生きる力

夏季休暇を取って昨日の朝、熊本へ向かいました。当初の予定では、初日は家族と過ごし、2日目の今日は市内でボランティア活動に参加、3日目の明日に大阪に帰ることにしていましたが、事情があり、今日大阪に帰ることにしました。

 

短い時間ではありましたが、熊本の街、そして、熊本に九州に住まれている方々と触れ合うことができました。

あの地震からもうすぐ4ヶ月、まだ4ヶ月。まだまだ、地震前の元通りの生活に皆が戻るまでは時間がかかると思います。しかし、確実に少しずつ熊本は前に進んでいることを実感しました。新幹線の中から、熊本駅近くの学校の運動場が見えました。そこには、野球部の部員たちがいつもと同じであろう練習に励む姿がありました。地震が起きた当初は、自分たちがこうして再び、仲間と野球ができることを想像できなかったのではないかと思います。今日、新幹線から見た野球部の練習風景から、ここに至るまでに熊本のみんながどれほど支え合い、小さくもコツコツと復興に向けて前に進めるよう取り組んできたのかと考えさせられました。

 

短い時間ではありましたが、熊本にいた2日間、地震前に来た時と同じように、熊本で笑って過ごす人たちをたくさん見ました。

人間は強い、どんな状況になろうとも人間は強いんやと、強く前に進むしかないんやと、自分なりに考えさせられる事が多い2日間でした。

 

以前、立ち直れないのではないかと弱気になるような事がありましたが、たくさんの人で支え合い、支えられながら、少しずつ前を向いていくことができるようになってきました。生きてる人は生きてる限り、前を向いて生きていくしかないんやと思います。前を向くから生きていけるんやと思います。

 

熊本に来ることができてよかったです。今回、熊本の為に何も力にはなれませんでしたが、また日を改めて、熊本に少しでも恩返しをしに来たいと考えています。

 

前を向いて生きていきますので、今まで通り変わらない生活を送りたいと思います。

ただ、心の中でいつまでも忘れることはなく、ずっと自分の大切な、勝手に思っている俺のお兄ちゃんです。

 

お兄ちゃんへのお土産は、芋焼酎

僕らの話題のほとんどが酒の話、酔っ払ってやらかしちゃった話でしたね。芋焼酎は炭酸割りちゃいます、ロックでしょ!

 

ありがとうございました。